ラオスのメコン川中州にある島でホームステイをした。Kさん夫婦とご主人の両親、1歳になる赤ちゃんの4人暮らし。家で野菜をつくり、ニワトリやブタ、アヒルなどを飼っている。毎日のおかずとなる魚は近くの川で釣る。ほぼ自給自足の暮らしだ。
釣った魚は、その場でさばいて内臓を取り除き、家へ持ち帰り、叩いてトウガラシ入りのスープや野菜と混ぜて食べる。
島には農業や漁業のほか、これといった仕事がなく、多くの男性が首都ビエンチャンなどへ出稼ぎに出る。Kさんの友人はビエンチャン(首都)のホテルで働いていたが、奥さんが出産後、体調を崩して島にもどってきた。
「若い時は外の世界に憧れもあって、島を出た。でも今は島の良さがわかる。川に行けば魚が採れ、野菜や森の果物や木の実がたっぷりあり、豊かな川の流れとゆったりとした時間の流れがある」。
Contact:➜連絡先/e-mail