バングラデシュはどんな国?バングラデシュ人はどんな人たち?
バングラデシュはどんな国?その魅力やバングラデシュ人の性格などについてご紹介します。
バングラデシュはどんな国?
豊かな国
バングラデシュは2つの意味で豊かな国です。1つは年に3回お米が収穫できること。2つ目は家族や親戚のつながりが強いことです。米の生産高は世界第4位だそうです。
日本との共通点は、お米を愛する民族だということ。バングラデシュ人に「朝ごはん何食べたの?」ときくと、「ごはんとフィッシュカレー」などの返事がかえってくるくらい。三食ごはんを食べているのです。
食事がおいしい
バングラデシュの食事のおいしさは「世界一!」だと思います(あくまで私の主観ですが)。しかも野菜をふんだんに使うためヘルシーです。
バングラデシュの場所は?
インドとミャンマーに国境を接しています。面積は14万7千平方キロメートルで、日本の4割くらい。人口は約1億6500万人で、アジアの中では4位。世界一の人口過密国です。
バングラデシュ人はどんな人たち?
おだやかでおおらか
そしてフレンドリーです。現地の学校を訪問した時のこと。いきなり教員室に入っていっても、先生方は「あら、来たの?」みたいに、まるで知り合いが訪ねた来たかのような対応です。私は海外に行って、その土地の学校を見るのが大好きです。「学校は社会の縮図」だと思うからです。
学校を訪れると、生徒たちで私の姿をみるやいなや、教室から飛び出してくるのです。外国人を見たことがないのでしょう。そんな素朴な好奇心を隠さないバングラデシュの子供たちは、とてもかわいいです。
お父さんの職業
ある学校の教室で、教科書を持っていない生徒が何人かいました。授業中にもかかわらず、私は先生に質問します。「どうして、教科書のない子供がいるんですか?」
先生は、ある子供を立たせ、「この子のお父さんはリキシャの運転手で、収入が少ないんです」。また別の子を立たせて、「この子の父親は、昨年亡くなりました」
子供達は、みんなの前で立たされても、特に恥ずかしがったり、いやがったりしている様子はありません。
日本の学校なら、子供達の家庭環境や貧困度合いを話題にするのは、おそらくタブーでしょう。これはかなりのカルチャーショックでした。
子供達は、貧しいとか、父親が亡くなったなどで劣等感を感じることなく、たくましく育っている。運命に逆らうことなく、あるがままの境遇を受け入れ、たくましく生きるバングラの人達の生き方を伝えられたような気がしました。
家族のつながりが強い
そして年寄りを大事にします。結婚相手を決める時も、年長者の意見を尊重します。
知り合いのバングラデシュ人は言います。「バングラデシュは日本よりずっと貧しいのに自殺がとても少ないです。それは家族や親戚の関係が親密だからです」。社会保障は日本ほど整っていませんが、親族の助け合いがそれを補っていると言えます。
バングラデシュ女性:美人が多い
バングラデシュの女の子は、アイドルか?と思うような可愛い子が多いです。
バングラデシュ男性:チャー・ドカンでまったり
男性の余暇といえば、町中のローカルなカフェでまったり。他のイスラム圏と同じです。
バングラデシュのローカルなカフェは「チャー・ドカン」と言います。「チャー」とはお茶。「ドカン」とは店のこと。売店も兼ねています。
店の前に木の長いすがあり、お客は並んでここに座ります。ふらりと立ち寄り、お茶を飲み、店でタバコを買って吸う。店先にはバナナがぶら下げてあることも多く、朝食代わりにバナナを食べる人もいれば、登校前の小学生が、座ってお茶を飲んでいたりします。
お茶はミルク(たいてい、コンデンスミルク)や砂糖がたっぷり入った、あま~いお茶。これをすすりながら、道行く人を眺めるのは、この国を旅する時の、ほとんど一番の楽しみです。
バングラデシュ観光の魅力
バングラデシュ旅行はとても楽しい。それはこんな理由からです。
・人なつこくフレンドリーな人々
・食事がおいしい
・物価が安い
たとえば食費は、食堂で食事をして、オクラのカレー風味炒め、ポテトとトマト・パクチー炒め、青菜のニンニク味炒め、豆のスープ、ごはんで280円です。ごはんはお茶碗5杯分くらいありました。
【バングラデシュ基本情報】
人口:1億6,555万人(2019年)
宗教:イスラム教徒90.4%、その他(ヒンズー教徒、仏教徒、キリスト教徒)9.6%(2019年)
言語:ベンガル語。元インド(その前の宗主国はイギリス)だったため、多くの人が英語を話します。
(参照:外務省・基礎データ)
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