2018-01-11

ホテルのセーフティーボックスが開かない!そんな時の対策と旅のリスク管理

ホテルのセーフティーボックスが開かなくなりました。

場所はモルディブの首都マーレ。事件?が起きたのは帰国する前日です。

セーフティーボックスは4桁の暗証番号で開閉するタイプで、中にはパスポートとほとんどの現金とMac Book Proが。。。。ホテルはシャングリラ系列でした。

まずはフロントに電話

最初はちゃんと開け閉めできていましたが、外出先から戻って開けようとしたら、開きません!

正しい番号を何度入力しても同じです。すぐに部屋の電話でフロントに連絡しました。「My safetybox does not open!」

なんとか通じたようで、フロントは「すぐに我がホテルのエンジニアをさしむけます」。

待っていると2人の茶色い制服の男性が現れました。

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最初、iPadを使って何やら操作していましたが、まったく開かきません。

とうとう番号の部分をパカっととりはずしたのです。

すると内部との連絡に使われるらしきチップらしき、ひょろーんとした細い紙が出てきました。

それを一生懸命いじったりしている。
が、問題はいっこうに解決しません。

さらに上司と思われる2人の男性が登場し、4人がかりで取り組むものの、同様の様子。

「明日は何時に出発ですか?」と聞かれ、

(急いでもらわないと困ると思い、本当は午後の9時のフライトだが)

「午後2時です」というと、彼らのひたいに汗が「たら〜」。

結局その日のうちに終わらず、作業は翌日にもちこされることになったのです。

電動ドリルで分解!

翌日も、1時間くらい同じことをやっても開かず、とうとう電動ドリル(!)で扉をこじ開けることに。

ガガガ・・・・
ホテル全体に響くような大音響が30分くらい続きます。

(私のMacBook Proはいったいどうなるのだ。。。)

生きた心地がしませんでした。

ガガガ・・・音にも飽きたころ、ようやく開きました!

我がパソコンを手にし正常に動くのを確認して、ほっと一安心。

パソコンを金庫になど入れるものではないですね。

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貴重品をセーフティーボックスに入れる?

この一件以来、私はセーフティーボックスをいっさい使っていません。

貴重品はスーツケースに入れて鍵をかけておく。それで問題ありません。

盗人もよほどのことがないかぎり、スーツケースごと持ち出したりしないでしょう。

「セーフティーボックスが開かない」というトラブルはよくあるようです。

たいていは、ホテルのスタッフを呼べば簡単に開くようですが、逆に言えば、スタッフが簡単に開けてしまえるということ。

また金庫が、場合によっては「ここに貴重品が入ってます」とアピールにもなる。

スーツケースに鍵をかけない選択

スーツケースにあえて鍵をかけないのもありかなと思います。鍵をかけているのは「大事なものが入っている」と言っているようなもの、でもあるからです。

その場合、貴重品は本の中にさりげなく現金をはさんでおくとか、新聞の中にパスポートを入れておくとか、服の中にしのびこませておくとかします。甘いかな。

もちろん、貴重品をどこに保管するかは、国や場所によるでしょう。治安が良い場所なら、金庫に入れて金庫が開かなくなるより、他の場所の方が良いかもしれません。

旅行時の貴重品・リスク分散

私は旅先では小さなリュックとスーツケースを持ち歩くので、お金やクレジットカードは2つに分散して持っています。パスポートのコピーは両方に入れている。

2つとも盗られてしまうというリスクもある。

少し危なそうな場所に行く時は、太ももにくくりつけるマネーベルトを使ったりしたことがありました。

ウェストに巻くタイプよりスマートで目立たないから。

容量はそれほど大きくないので、パスポートかそのコピー、カードを紛失した時の連絡先、最低限の現金などを入れていました。

最近はそういう場所に行く機会もないので、めったに出番がありませんでしたが、今回のできごとで少し考えました。

ところで。この金庫トラブルのために、本来正午チェックアウトのところを、夕方5時まで部屋を使わせていただきました。不幸中の幸い。

めったにできない経験もできたし、のんびりできたし。そういえば、トラベルの元は「トラブル」でしたね。

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