スンバワブサール<スンバワ島>*魅力と歩き方
ロンボク島からスンバワ島まで足をのばすことにしました。時間がないので1~2日だけ。「敬虔なイスラム教徒が多い」と聞いたため、ロンボク島との違いを見てみたかったからです。
行ったのはスンバワブサール。島の西にあり、スンバワ島第2の都市です。
スンバワブサールの場所
ブサールBesarはインドネシア語で「大きい」という意味です。「大きい」とはいっても、町の中心を少しはなれると田園地帯。のどかな風景が広がっています。
またロンボク島では見かけなかったリキシャも走っています。
住宅街では玄関を開け放している家が多く、平和です。都市だからか、スカーフをつけていない女性もたくさんいます。
海が近いので、市場には魚が豊富。市場の売り子はほとんどが女性です。ところでよく見ると、右手の女性、顔に何か塗っています。BADAKという日焼け止めで、スンバワ島だけで使われているものだそうです。
メインストリートを歩いていたら、一軒の住宅の前で果物を売っていました。「ナガー」という果物で、中はこうなっています↓。
ほのかな甘みがあり、くせになりそうな味でした。
ここに寄ったのは、ベモ(公共のバス)で海岸に行く途中でした。売り子のお姉さんに「ベモで海岸に行く」というと、「ベモなんかで行かないで、うちのバイクで行きなさいよ」と、近くにいた弟さんを指差します。「もちろんお金はいらないわ」。なんどもしつこくおっしゃるので、お言葉に甘えてビーチまで乗せてもらいました。ビーチ自体は特に綺麗でもなく、売店が並んでいるだけでしたが。。。。。
スンバワブサールの見どころ
旧王家の自宅
スンバワ王国最後の国王の自宅で、今も国王の末裔が住んでいるそうです。
ISTANA DARAM LOKA
スンバワ王国の古い王宮。中に入ることもできますが、あいにく私の訪れたのは昼休みの時間でした。
スンバワブサールのホテル
Hotel Dewi
全室エアコン付き。料金は20万ルピアです。部屋は広くて清潔です。ホテルの前の通りは交通量が激しいのですが、客室は道路から奥まった場所にあるため、とても静かでした。周辺にはコンビニ、ATM、食堂、バス会社もあり、便利です。
またフロントに近い1階の部屋は、室内でwifiが使えます。スピードはロンボク島のマタラムのホテルよりも速いくらいでした。
このホテルで変わっているのは朝食です。コーヒー、紅茶、トースト(甘いバターが塗ってある)が出ますが、朝6時くらいに勝手に部屋のテラスに置いてしまうのです。それを知らなかった私は、8時くらいに気づいたものの、すでにコーヒー&紅茶はぬるくなっていた。。。前もって言ってくれればいいのに〜。
Hotel Dewi
JL Hasanuddin 48, Sumbawa Besar
Tel: (0371) 21 799
バスターミナルからHotel Dewiへの行き方:
ターミナルの入り口に守衛がいて、彼に電話でタクシーを呼んでもらいました。ホテルまでタクシーで450円くらい。有名なホテルなので、たいていのタクシー運転手は知っています。
ロンボク島からスンバワブサールへの行き方
私がスンバワ島に向かったのは、ロンボク島のスンバルンから。
マタラムからならスンバワブサールへの直数バスがありますが、わざわざマタラムまで戻るのもめんどう。
スンバルンからスンバワ島に行くにはどうしたらいいか?
まずスンバワ島への船が出るラブハンロンボクまで車をチャーター。
港に着いて車をおりたら、バスの運転手らしき男が声をかけてきました。
スンバワ島の東にあるビマまで行くバスだそう。
値段は150000ルピア。高いのか安いのかわからなかったけど、スンバワ島の港についてからスンバワブサールに行くバスを探すのもめんどうだし、乗ってしまうことに。
結果的には港にバスらしきものは何もなく、このバスに乗ってしまって正解でした。料金150000ルピアは、はおそらくマタラム〜ビマのものでしょうけれど。。。。
船の上で記念撮影する女性たち。船旅はけっこう快適でした。
港からスンバワブサールまで3時間ほどです。
帰り:スンバワ島からロンボク島へ
スンバワブサールからマタラムへのミニバスがあります。
panda sari travel
マタラムとスンバワにオフィスがあります。
マタラム:Pertokoan Yudistira, JL Panca Usaha Block 1
スンバワブサール :JL Diponegoro No. 49
マタラムまで140000ルピア。出発時間は朝5時半、10時、12時、など。
チケットを買うときに座席を指定します。
船に乗る前にランチ休憩があり、小ぎれいなレストランに寄りました。ここで食事をテイクアウトして、船の中で食べるのも良いかも。
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