エッサウィラ*音楽家と芸術家を魅了する美しき港町
多くのモロッコ人が「一度は訪れたい」と憧れる町で、ハネムーンで訪れるモロッコ人も多い町エッサウィラ。
モロッコの大西洋岸にある港町です。
古くから芸術家や音楽家に愛され、かつてジミ・ヘンドリックスやボブ・マーリーも滞在していた場所。
長年エッサウィラに住みたいと恋焦がれつつ、私はいまだに果たせずにいます。それくらい好きな町です。
<エッサウィラの場所↓>
そんなエッサウィラの魅力をご紹介します。
港町の雰囲気を楽しむ
観光地的側面はあるものの、エッサウィラの素顔は素朴な港町です。
港にはいつも新鮮な魚が水揚げされ、それを魚をもとめて地元の人が朝に夕に港にやってきます。
港の近くで魚を売る人。近くでネコが狙っています。大丈夫かな?
南ヨーロッパの田舎町の雰囲気
港に面したムーレイ・エル・ハッサン広場。
地中海地方の田舎町といった雰囲気があります。
実際今の町は1700年代にフランス人によって設計されたものです。
メディナ(旧市街)歩きが楽しい
エッサウィラではメディナの中に宿をとって、のんびりと滞在したいものです。
観光地のマラケシュやフェズなどの旧市街は、わりとアグレッシブな客引きが多いのですが、エッサウィラはそのようなこともなく、のんびりと旧市街を散策できます。
上のようなチップ目当てのミュージシャンも、どことなく強引さがなく、おっとりしています。
メディナの中にはお土産店やアートギャラリーがたくさん。
ひやかしながら歩くのが実に楽しいです。
メディナの中にある有名なカフェ、パティスリードリス(Patisserie Chez Driss)。
店内の壁には古い絵が所狭しと飾られ、レトロ感たっぷり。
メディナの中では、ネコもくつろいでいます。
看板の下は居心地いいのかな?
こういうのを見ると、ついつい買いたくなってしまう。じっとがまん。
生活感あふれる市場と裏路裏
旧市街を東西に貫くのは、メインストリートの「ムハンマド・ザルクトゥーニ通り」。
ここにはパン屋、果物の屋台、肉屋など地元の人向けの店が並んでいます。
店先に無造作に置かれたパン。
こんなふうに売られていても、モロッコのパンは素朴な味わいに満ちて実に美味しいのです。
果物を買うお母さん。
モロッコの女性は子供をおぶった上に白い布をかけています。
観光地と生活の場がほどよくミックス
メディナの大通りから一歩中に入ると、そこは人々の生活の場。
こんなふうに路地裏でなわとびをする少女もいたりします。
大きなカゴですね。人がすれ違うのがやっとの路地裏。
男性用美容院の看板。
女性たちの服装は実にカラフルです。
さいごに
エッサウィラは国内屈指の観光地マラケシュから、車やバスでたったの3時間。エッサウィラに泊まり、日帰りでマラケシュを観光するという手もアリかなと多います。
【関連記事】
女ひとりでモロッコ、チュニジア、オマーンなどを旅した旅行記。モロッコではラバトのプー太郎青年と知り合い、彼の自宅や古い邸宅に暮らす友人宅を訪ねた歩いた体験、カスバ街道の美女とハマムで汗を流した話などが書かれています。
コメントを残す