チュニス*世界遺産の旧市街
チュニジアの首都チュニス。チュニジアの政治、経済、産業の中心地です。町は新市街と旧市街に分かれ、旧市街は世界遺産に登録されています。人によっては、チュニスはヨーロッパ的で面白くないという方もいますが、首都らしく活気があり、メディナ(旧市街)は迷路のようで何度行っても飽きない場所です。
チュニスの見所、おすすめのホテル、レストランなどを紹介します。
チュニスの場所
チュニスの見どころ
メディナ(旧市街)Medina
新市街はヨーロッパ的な町並みですが、こちらはどっぷりアラブの雰囲気に浸れます。グランドモスクを中心に商店街が広がり、お土産物から日用品まで、ありとあらゆる店があります。そこから一歩入れば、庶民的な住宅街が広がり、細い道がくつも張り巡らされ、まるで迷路のよう。自分の歩いている場所や方向が分からなくなってしまうような、さまよい歩く楽しみがあります。
メディナ観光の注意
メディナの中のお店は閉まるのが早く、夕暮れをすぎるとほとんどの店が閉まってしまいます。人通りも少なくなりますから、観光はあまり遅くならないうちに。日曜日はお店は休みです。メディナの中はひっそり静まり返っており、女性が一人で歩き回るにはあまり適していないでしょう。
<チュニス旧市街の場所>
グランドモスク(ジャーミア・ズィトーナ)Al-Zaytuna Mosque
ケロアンのグランドモスクについで、チュニジアで2番目に古いモスク。9世紀半ばアグラブ朝時代に建設されました。ジャーミア・ズィトーナは「オリーブ・モスク」の意味。もともとこの地に多くのオリーブの木があったことから、こう名付けられたそうです。このモスクを中心にチュニスの町は発展していきました。いってみれば、チュニスの母のような存在です。
<ジャーミア・ズィトーナの場所>
住所:30 Rue Jamaa Ez Zitouna
中央市場 Municipal Market
チュニジア市民の台所。周辺は下町の雰囲気があります。特に魚市場は威勢の良い売り手の声が響き、とても活気があります。魚市場の様子です↓
<中央市場の場所>
ハビブ・ブルギバ通り
新市街のメインストリート。中央には街路樹が植えられた遊歩道があり、晴れた日に歩くととても気持ちの良い通りです。通りの両側にはフランス風のオープンカフェが立ち並び、お茶を楽しむ人々の姿が。この通りの突き当たりにあるのが、メディナの入り口:フランス門です。
動物園 Zoo Tunis
ベルべデール公園の中にあり、市民の憩いの場になっています。
<チュニス動物園の場所>
チュニスのホテル
ホテル ベルヴェデーレ フーラティ(Hôtel Belvédère Fourati)
ベルべデール公園の近くの静かな立地にあります。写真の寝室の他にもリビングがあり、余裕の広さ。日本人ビジネスマン御用立ちのホテルだけあり、日本のテレビ番組も視聴できます。メディナまでは少し距離がありますが、タクシーに乗ればすぐですし、歩ける距離でもあります。
住所:10 Avenue Des Etats Unis 電話番号:+21671783133
そのほか、ハビブ・ブルギバ通り沿いには、3つ星ホテルから5つ星ホテルまで、多くのホテルが並んでいます。裏通りは一部あまり治安が良くなさそうな場所があるため、女性1人の宿泊では「チュニジア・パレス」「アフリカ」などが良いでしょう。
チュニスのレストラン
★Restaurant The Ben Arous
メディナの中にあるこじんまりとした食堂です。味は確かで量もたっぷり。
+216 52 275 327
Rue Sidi Ben Arous, La Medina
★Restaurant le Caire
安くて美味しくておすすめ。
カイロ通りRue du Cairには、気軽に入れる庶民的な食堂がたくさん並んでいます。
カイロ通りの場所はこちら↓
さいごに
ハビブ・ブルギバ通り周辺などは、いかにもヨーロッパ的で、アラブの雰囲気を期待してきた人には、ちょっとがっかりかもしれません。しかしメディナの中は迷路のよう。奥まった場所には、アラビアンナイトを彷彿とさせるカフェもたくさんあります。次回はチュニスのメディナだけでも2日間くらい時間をとってぶらぶらしたいなあと思います。
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