『エジプト アフマド 毎日がもりだくさん』その後。
『エジプトアフマド毎日がもりだくさん』という本を2016年に出しました。アフマドというエジプトの少年(当時11歳)に密着取材したものです。写真の左がアフマド、中央が弟のオマルです。先日コロナ禍以降、久しぶりに会いました。
一番びっくりしたのは、弟のオマル(左)。お父さん(右)の身長を追い越してしまった!しっかり声変わりもしていたし。男子の成長って、本当に早いですね。
あの当時、二人は学校へ行く時間になってもなかなか起きられなくて、お父さんとお母さんが2人を起こし、それから服を着せてあげていた。まったくエジプトの子供って甘えん坊なんだから。。。左がオマル、右がアフマド。
そして服を着たら、お父さんに髪をとかしてもらいます。日本だったら、考えられない。。。左がオマルです。
そのオマルも、すっかり大人に成長。でもネコ好きは相変わらず。物腰やわらかな青年になっていました。手に持っているのは、産まれたばかりの子ネコ。
『エジプト』の取材当時、飼いネコに子どもが産まれ、その子供たちをかわいがるオマル。
現在でもお父さんのネコ好きも相変わらず。でもおなかは、前に比べて少し大きくなったかな。
私が家にうかがった日、ちょうどネコが子ネコを産んだばかり。その後母ネコは亡くなってしまったのです。そのため、お父さんや家族が交代で、子ネコにミルクを与えていました。注射針のようなもので。
夜間も与え続けなければならないので、2時間に1回起きてミルクを与えるという涙ぐましさ。
でもそのかいなく、子ネコは数日後に亡くなってしまいました。
そして主人公のアフマドは、音楽大学に通う大学生に成長していました!
今回のエジプト取材でも、お父さんにはたくさんお世話になりました。友人を紹介していただいたり。
アフマドのファミリーと出会えたことは、神が与えてくれた贈り物です。
アフマドたちとの出会いなくしては、『エジプトアフマド毎日がもりだくさん』は成り立たなかった。
寛大で偉大なるお父さんとファミリー、そして神様に感謝!!