ジョグジャカルタ*伝統屋台アンクリンガンやペチェル
インドネシアのジャワ島中部にあるジョグジャカルタ。古都がかもしだすのんびりとした雰囲気があり、とにかく居心地良い町です。とても美味しい屋台もあります。
伝統屋台アンクリンガン
郷土料理の数々が並び、客は好きな料理を好きな量だけ皿に盛ります。
ビュッフェの庶民版とでも言うのでしょうか。
料理の盛りつけが終わったら、最後に会計(といってもレジのようなものがあるわけではなく、店員が目測で値段を告げます)。
とても安くて、ごはんと数種類の料理で150〜200円くらい。
うれしいのは野菜料理もたっぷりあることです。特にインドネシアではとにかく「もやし」がおいしい。これは写真の左手前の方にあります。
写真は「アンクリン・カン・ハルジョ」というジョグジャカルタの老舗アンクリンガン。たまたまホテルの近くにあったので、毎晩のように通っていました。
店にはいつもデート中らしきカップルや友人グループ、家族づれなどがたくさん。
こういう庶民的な店というのは、日本なら食べたらさっさと出なければならない雰囲気がありますが、こちらの人は食べ終わってもいくらでも長居しています。
こんなふうに、まったーりしながら過ごすのを、インドネシア語で「ノンクロン」というそうです。
インドネシア人たちは、このノンクロンが大好き。
いつも一人で店に来ていた私は、ノンクロンするチャンスがありませんでしたが、いつか地元のインドネシア人みたいにアンクリンガンでノンクロンしたいなあ。もやしたっぷりのお皿を前にして。
お店の場所はこちらです。
Angkringan Kang Harjo
Tel: +62 817-9446-247
営業時間:17:00~
ペチェル
海外旅行の最中は、外食続きで野菜不足になりがちです。しかしインドネシアでは心配ありません。たっぷりと野菜がとれる料理があるからです。それは「ペチェル」。
ペチェルとは?
ペチェルとは「ゆで野菜サラダ」です。ゆでた空芯菜やインゲン、もやしなどに、ピーナッツソースをかけるもの(写真中央にあるのがピーナツソース)。
ペチェルはインドネシアの色々な場所で食べられているようですが、もとははジャワ島の料理。古都ジョグジャカルタには、いたるところにペチェル の屋台があります。
ゆでただけの野菜は物足りない?そんなことはありません。とにかくーナツソースがとにかく美味しくて、いくらでも野菜が食べられてしまいます。このソースはピーナッツをすり潰し、いくつかの調味料を合わせて作ったものです。
インドネシアのもやしがおいしい
写真の左上に白っぽいものがありますが、「もやし」です。
インドネシアのもやしは、日本のものより小さく目でやわらかく、シャキシャキしていて、とてもおいしいのです。
ピーナツとの相性も抜群。いくらでも食べられてしまいます。
ペチェルが食べられる場所
ジョグジャカルタのメインストリートであるマリオボロ通りに、たくさんのペチェルのワルンがあります。
ペチェルに好みでテンペ(大豆の発酵食品)や焼き鳥、卵料理などを添えて食べます。
ペチェルは地元のインドネシア人にも大人気。
ペチェル のおかげで、インドネシア滞在中は日本にいた時よりヘルシーになった気がします。
ジョグジャカルタのホテル
ホテルは、このアンクリンガンから徒歩3分のGriya Wijilanに泊まりました。
王宮へも歩いて5分。静かな住宅街の中にあります。
スタッフも穏やかな親切な人ばかり。気持ちよく過ごせます。
Jl. Wijilan No.21, Panembahan, Kecamatan Kraton, Kota Yogyakarta, Daerah Istimewa Yogyakarta
+62 274 371902
コメントを残す