クーチャン*トルクメニスタンとの国境で羊の内臓に舌鼓
イラン北部にある「クーチャンQuchan」という可愛らしい名前の町にやってきました。庶民的な活気あふれる良い町でした。
クーチャンの町の様子
普通のイランの地方都市ですが、庶民的で平穏で町歩きが楽しいです。
ホテルの近くの商店街。ここに面した細い路地を少し入った場所にホテルがありました。ホテルの近くの生鮮市場。昼夜問わず老若男女で賑わっています。
国境の町バジギラン
クーチャンから日帰りでイラン・トルクメニスタン国境の町「バジギラン」へ行ってきました。
<クーチャン〜バジギランのルート>
クーチャン〜バジギラン間
クーチャンからバジギランへ向かう途中の風景がすばらしいです。
所々で羊の放牧が行われています。
ここは「ドルバダン」という場所。この川の水は清水で有名らしく、ドライバーはわざわざ車を止めて水をくんでいました。空のペットボトル2〜3本を持って川に下りて。私も飲んでみましたが、なかなか美味しかったです。(翌日もお腹をこわしませんでした)
他にも川の水をくんでいるイラン人が、周囲にちらほら見受けられました。ドライバーは毎日この道を行き来しているので、毎日この水を飲んでいるんでしょうね。健康的です。周囲にはピクニックしている家族連れもいました。
バジギランの町の様子
「国境の町」なので、行く前は緊張した雰囲気が漂っているものと想像していましたが、いたって平穏で静な町です。
道沿いにはベンチがたくさんあり、座って休むこともできます。
クーチャンからバジギランへの行き方
クーチャンの「ファレスティンスクエア」から乗り合いタクシーが出ています。タクシー代は、7万~10万リアルくらい。車をチャーターした場合は20万リアルほどです。
部屋は典型的な安宿スタイル。そこそこ清潔です。部屋に机があるのが嬉しかった。ただwifiは使えません。居心地よくて、2泊してしまいました。受付のアリさんという男性が感じ良いです。英語は全く話せませんが。。。
廊下をはさんで左右に部屋が並び、通りに面した部屋と駐車場に面した部屋があります。私は駐車場に面した、静かな方に宿泊しました。
クーチャンの食事:羊の内臓
ちょっと変わったものを食べました。羊の内臓の煮込み「シラビ」です。テーブルの上の「レモンジュース」や「オリーブオイル」、塩、コショウなどで味付けして食べます。お店の場所は「ハヤムホテル」の近く。クーチャンの町中にはケバブ屋やハンバーガー店くらいしかないので、貴重な店です。2日間通ってしまいました。
クーチャンへの行き方
コルドコイからゴルガンまで乗り合いタクシー(約30分)、ゴルガンからはバスでクーチャンにきました。
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