ミルレフト*何もないけれど心癒される小さな港町
ミルレフト(Mirleft)。大西洋岸にある小さな港町です。
ここにきたのは、モロッコ人に勧められたから。
特に何があるというわけではありません。ただただゆったりした時間が流れています。
ミルレフトの魅力
日本人には、お隣の町シディ・イフニ(Sidi Ifni)の方が有名らしいですが、私的にはミルレフトの方がこじんまりしていて好きです。
ミルレフトには長期滞在しているヨーロッパ人がたくさんいます。
内陸部の砂漠地方に暮らすモロッコ人も、避暑目的でアパートを借りて住んでいる人がけっこういるようです。
同じく大西洋岸の町エッサウィラなどもそうですが、気温は年を通してさして変わらず。
夏は涼しく、冬は温暖。近海を寒流が流れているためでしょう。タフロウト などでは日中の気温は40℃近くあったのですが、ここはいつも20~25℃くらい。本当に過ごしやすいです。
市場近くの路上で、逃げたニワトリをつかまえようとしているおじいさん。
床屋の前にいた若者2人。
ミルレフトはお昼近くまで薄曇りの天気。それがまた良いんですよね。
ビーチを歩いていたらビーチでくつろいでいるご家族にお茶に呼ばれ、いただいてしまいました。西サハラから来ているそうです。
本当に「何もないけど癒される場所」です。
ミルレフトでアパート暮らし
ミルレフトではアパート暮らしを体験しました。
その名は「Zakar Apartments 」。
町の中心部にあり、市場へも徒歩1分の好立地です。
部屋は広くて綺麗で快適でした。窓からの光がふんだんに入ってきて明るかったです。広いキッチンもついていました。
町の中心には小さなスーパーマーケットがたくさんあるので、そこで朝食の卵やパン、バター、お茶やコーヒーを購入し、キッチンで料理しました。こういうのも、なかなか楽しいです。
ミルレフトのレストラン
魚市場で買った魚を近くのレストランに渡して料理してもらうことです。地元の人のおすすめのレストランは、「向かって一番右手」。どのお店も、店先にタジン鍋が並んでいます。
市場前のレストラン街は、昼過ぎから夜にかけて次第に賑やかさを増して行きます。
モロッコ人に人気なのは「イワシのグリル」。みんな5~6匹食べてます。
パンを手に持って、それで魚をちぎりつつ、パンにはさんで食べるのです。
パンとイワシ!? ちょっと日本人的には不思議な感じでしたが、これが食べてみると美味しい!
そういえば、トルコには「サバサンド」などももありますしね。(あ、そういえば日本にも「ツナサンド」がある)
イワシは炭火で焼くため本当においしいですよ!
ミルレフトへの行き方
ティズニット からグランタクシーで向かいました。
途中いくつか起伏のある丘を超えると、やがて目の前に青い海と白い小さな家々が見えて来ます
(この瞬間、けっこう感動します!)。
ミルレフトに行かれる方の参考になったら嬉しいです。
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