フィリピン料理について日本人が知らない安さと美味しさ
フィリピンは海の美しさに加え、「食事」が楽しみな国です。おいしさは感動を通り越し、もはや驚愕レベルです。
フィリピン料理の美味しさとは?
日本人の口に合う
やわらかく食べやすかったです。味は沖縄料理の「ラフテー」そっくり。フィリピンは「しょうゆベース」の料理が多いのです。
タイ料理ほど辛くなく、ミャンマー料理ほど油っこくありません。日本人には食べやすいでしょう。マレーシアなどのようにカレーばかりでもありません。ココナツベースあり、しょうゆ味あり、塩とコショウだけのさっぱり系あり、バラエティに富んでます。
難点は「ごはん」でしょうか。はさぱさぱして、少し食べずらい。「ああ、ラオスのもち米はおいしかったな~」なんて恋しくなることも。
とにかく安い
ビーフン、野菜炒め、豆のスープで、51ペソ(123円)。ゴーヤちゃんぷる、しょうゆ味の野菜炒めを食べて、47ペソ(113円)など。
豊富なシーフード
海に囲まれているので、シーフードは手軽に食べられます。イカの煮つけ。味付けはシンプルに塩だけ。
そのおいしさは、言葉では表現しつくせなません。15ペソ(約40円)です。
フィリピンで美味しい食事に出会う方法
フィリピン料理は美味しい。では、どうやったらおいしいものに出会えるのでしょうか?
ふつうの食堂へ
ホテルのレストラン・観光客向けの料理屋より、概して一般のフィリピン人が通う食堂のほうがおいしいです。ホテルの中だけで食事も完結してしまうのは、ものすごくもったいない。
人の集まる場所へ行く
そういう食堂はどこにあるか? まずは市場(「マーケット」と言えば通じます)です。周辺には、きまって食堂が並んでいます。そしてバスターミナル、港など人が集まる場所。そういう所の料理が、あなどれないレベルの美味しさっだったりするのが、フィリピンの奥深さ。あとは町を歩き回って探します。
早い時間に行く
フィリピンの食堂は、その日の朝に料理し、その日のうちに売りつくすのが決まりのようです。店によっては午後も料理することもありますが、小さな島などにいくと、夜遅いと食べるものがなくなってしまうということも。フィリピン人は朝が早いのです。
よく吟味する
フィリピン人の場合、店に並べてある料理の鍋のフタをすべてあけて、自分が食べたいものがなければ、さっさと他の店に行く。こういうのは失礼には当たらないようです。おいしいものを追求するには、あくなき好奇心と行動力が必要です。
注意:
暑い国ですから、時には料理が腐りかけているなんてことも、ないわけではありません。オーダー前に料理が入っている鍋の中の匂いをかいでみましょう。皿に盛られてから「やっぱりやめる」は、店の人の仕事を増やすことになります。またはお鍋や容器を触ってみて、温かければ大丈夫。この店では容器に湯気がこもり、ふたがくもっていました。こんな点、要チェック。
とはいってもフィリピン人の名誉のために言えば、においをかいで「?」と思うようなことは、一度しかありませんでした。2週間以上いて、お腹をこわしたことはありません。現地の人がみんな普通に食べているわけですからね。
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