写真家/イスラム・エスノグラファー。イスラム圏各地で生活しながら女性と暮らしをレポートし、人々の信仰するイスラムについて、やさしく解説しています。■お問い合わせ*Contact→連絡先 e-mail
■著書■
『砂漠のサイーダさん たくさんのふしぎ』(福音館書店)『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社) 『イスラム流 幸せな生き方』(光文社)『女ひとり、イスラム旅』(朝日新聞出版) 『アフマド毎日がもりだくさん』(偕成社)『イランの家めし、いただきます!』(産業編集センター) 『ニワトリとともに』(農文協) 『イスラーム ヴェールの向こう』(常見書房)『インドネシア (現地取材!世界のくらし)』(ポプラ社) 『日本 (現地取材!世界のくらし)』(ポプラ社)『インド(現地取材!世界のくらし)』(ポプラ社)
■新聞・雑誌■
「朝日新聞」「読売新聞」「東京新聞」「日刊ゲンダイ」「日経新聞」「埼玉新聞」「上毛新聞」「AERA」「週刊朝日」「週刊新潮」「サンデー毎日」「週刊現代」「季刊民族学」「グラフィケーション」「世界」「ふぇみん」「ワールドトレンド」「中央公論」「潮」「フォトテクニック」「パンプキン」「聖教新聞」「都市問題」 「小説トリッパー」他
■ラジオ・TV出演■
「NHKパキスタン放送」「J-WAVE」「テレビ埼玉」「としまテレビ」「江東区CATV」FMラジオ番組『山、自然そして、いのち』他
■講演会■
「在パキスタン日本国大使館」「東京プレスクラブ」「八重洲ブックセンター」「都ホテル」「新宿Naked Loft」「本屋B&B」「ダーウィンルーム」「旅の本屋のまど」「イスラーム映画祭2」「埼玉県立熊谷女子高校110周年記念」他
■写真展■
「Welcome to Cairo!」(1999年新宿コニカプラザ)
「ファインプリント・光への探求」(2004年アートプランニングルーム青山)
「Becoming the Legend」(2006年新宿コニカプラザ)
「Saieda-砂漠の荒野に生きる」(2007年・共同通信社本社・ギャラリーウオーク)
「Saieda-砂漠の荒野に生きる」(2008年らぷらす 世田谷区立男女共同参画センター)
「砂漠の荒野に生きるーベドウィン女性と暮らして」(2009年ジュンク堂書店池袋本店)
「砂漠のサイーダさん」(2010年清春 旅と空想の美術館)
「女ひとり、エジプトの砂漠に生きる」(2017年ダーウィンルーム)
「イスラーム ヴェールの向こう」(2018年シリウスギャラリー)
「太田フォトスケッチvol.4「文化交流」(2019年太田市美術館ギャラリー)
■略歴■
上智大学法学部卒業後、取材のテーマを探してアジア・アフリカを放浪。イスラムの人々の温かさに感銘を受け、イスラムをテーマにすることを決意。以後20年以上にわたりイスラム圏の人々の中で暮らしながら取材。2003年よりエジプトの砂漠で一人で移動生活を送る女性サイーダと暮らしながら取材し、2008年『砂漠のサイーダさん』(福音館書店)を出版。同作で「第19回旅の文化研究奨励賞」受賞。『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社)、『女ひとり、イスラム旅』(朝日新聞出版)、『イスラム流 幸せな生き方』(光文社)などを出版。『アフマド毎日がもりだくさん』(偕成社)シリーズにより第64回産経児童出版文化賞大賞受賞。日本文芸家協会会員。
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Fujiyo Tsunemi
After graduating from Sophia University, Faculty of Law, she wandered in Asia and Africa looking for the theme of the photograph and studied Arabic in Egypt. From 2003, she has been covering a nomadic woman in the Egyptian desert. In 2012,Tsunemi won the 19th Tourism Culture Research Encouragement Award.Tsunemi has written several books (all in Japanese) such as Saida in the Desert (Fukuinkan Shoten Publishers, Inc), Nomadic Woman Living alone in a desert (Shueisha), With Chickens (Rural Culture Association Japan), One Woman, Islamic Journey (Asahi Shimbun Publications Inc.) and Ahmad Lots of things to do everyday (KAISEI-SHA).
メディア紹介例
『Fole(フォーレ)』(みずほ総合研究所)1月号(2019年1月1日発行)
●「読売新聞」
●「ふぇみん」
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よく聞かれる質問と答え
・ー砂漠では水はどうしてるんですか?
「泉の水を飲みます。水道水よりおいしくて、飲むと体調も良くなりますよ」
・ー遊牧民はいつも移動していますが、どうやって会いに行くんですか?
「砂漠につけられた足跡を見ながら探します。遊牧民は誰のものか、何日前に付けられたかすべて見分けがつきます」
・ー昔から、そんなに大胆だったのですか?
「内気で人見知りが激しく友達も少なかったです。今も誰かといるより、引きこもって1人で本を読んでいる方が好きです」
・ーなぜイスラム圏に通うのですか?
「好きだからです。イスラム圏の魅力は「人」。とにかく人が温かいです」。
・ー危なくありませんか?
「私も行く前はそう思っていました。実際には紛争地をのぞけば、治安はむしろ日本より良いくらいです。たぶん宗教の教えがしっかり生活に根付いているからでしょう。モロッコでスリにあったり、バングラデシュで痴漢にあったことはあります。でもこういうのは、イスラム圏に限ったことではないのでは?」
・ー女性だと旅するのが大変そうですが?
「むしろ女性の方が旅行しやすいです。電車やバスの中で立っていると、すかさず男性が席をゆずってくれますし、列車のチケット窓口や映画館の列でも、女性は割り込みOKです」。
・ーあちらの女性はいつも真っ黒い服を着て顔を隠してるんですよね?
「そういう人は少数派で、ほとんどの人は顔を出しています。スカーフや服も色とりどりで華やかです。ただ肌の露出はタブーです」
・ーおすすめの国はどこですか?
「初めて行くならトルコ、イランあたりが良いですね。食事がおいしいのは断然モロッコです。遺跡好きならエジプト。個人的にはチュニジアがいちばん好きです。人がやさしくてフレンドリーなので」。
*こちらの記事も参考になります。→『砂漠のサイーダさん』出版で渡部さとるさんと対談
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