サウジアラビアの家は奥様好みのインテリア
ライラさんとご主人、２人の子どもたち。
サウジアラビアの家庭におじゃましました。サウジの家庭では、インテリアを決めるのは奥さま。奥様のライラさんはピンクが大好きで、リビング、キッチン、寝室にいたるまで、すべて淡いピンク色で統一されていました。
やわらかなピンクで統一されたリビングは、とても温かみを感じる空間。1歳になる女の子の服もピンク。ここまでくると、徹底してますね。
ご自身の服もピンクの花柄模様。とても華やか。トルコを旅行された際に購入したそうです。
女の子にベタベタ。ひまさえあれば、こうしてむぎゅっと抱きしめ、チュ〜。こうやってサウジの人たちは育つのですね〜。
家はお城
サウジアラビアでは、人口の約80%以上が都市に暮らしています。都市部の方は、結婚したらまず賃貸のアパートに暮らし、お金をためて家を建てます。ライラさんご夫婦も今はアパート暮らしで、土地を買って家を建てているところです。
リビング隣のダイニングにある食器棚。
サウジの方がお客をもてなすのは、カフェやレストランではなく自宅。だから女性にとって家はお城なのです。家族とくつろぐ場所であり、友人たちを招いておしゃべりを楽しむ場所です。
そこで奥さまたちは自分の好きなようにインテリアをセンスよくまとめます。
＊サウジアラビア女性の日常：サウジでのホームステイでの体験から
日めくりカレンダーもピンク。下はご主人とお兄さんの写真です。
リビングにある家族写真。お子さまは他に男の子が２人。家族を大切にするサウジアラビアならでは、です。
ご主人のお仕事スペースです。ちなみにパソコンのメーカーはヒューレット・パッカードでした。
オーブンは電気式
台所でランチの支度をするライラさん。右にあるのがオーブン。電気式です。サウジの家庭にはだいたいオーブンがあります。
流しの左にあるカトラリー。こちらもピンク。
ライラさんの家にはメイドさん（ニジェール出身）がいて、掃除や洗濯はメイドさんのご担当。料理は２人で用意します。
メイドさんは住み込みで、彼女の部屋もあります。
鍋つかみは子供服をあしらったもの。かわいいなあ。上の数字は何か気になりますが、聞くのを忘れました。
出産の時は花で飾る
香水のコレクション。といっても単なるコレクションではなく、これらを毎日使っています。
サウジアラビアの人は香水が大好き。何種類も持っていて、その日の気分やシチュエーションによって、好きな香りを選びます。いわば身だしなみ。
コーランには、預言者ムハンマドが香水をつけていたという記載もあります。
ご夫婦の寝室。奥は女の子が寝るベッドです。
女の子が生まれた時に病室に飾っていたインテリアを、そのまま自宅に持ちかえって飾ります。
そう、サウジアラビアでは、お子さんが生まれると、病室をこのように花で飾り立てるのです。とてもとても温かみを感じます。日本でもやればいいのに〜。
ライラさん、ありがとうございました！！
