2014-11-18
ボン岬半島*美しい半島とローマ人に呼ばれた場所
ローマ人が「美しい半島」と呼んだボン岬半島。チュニジア北部の地中海に突き出た半島です。ハマメット滞在中に、ルアージュを乗り継いで小さな町をめぐりながら、気ままに半島を旅しました。
ボン岬の場所
ボン岬は、アフリカ大陸から地中海に突き出たチュニジア北東部の半島です。「ルアージュ」に乗って、ぐるっと半島を一周しました。ハマメット→コルバ→ケリビア→エルハワリアというルートです。
ルアージュとは乗合タクシー。同じ方向へ行く乗客が集まれば、すぐに出発します。北部は南部に比べて人の移動が多く、ルアージュはそれほど待たずに出発しました。
コルバ Korba
観光客もいない地元民だけの静かな海。釣りをしている人がけっこういました。コルバへはナブールを経由していきました。ルアージュの値段は、ハマメット〜ナブール間が1.3ディナール、ナブール〜コルバまで1.2ディナールでした。ナブールを過ぎてしばらく行くと、景色が次第に土臭くなってきます。私が行った時期は11月。オリーブの収穫シーズンらしく、ところどころで木の下で実をつんでいる人をみかけました。
ケリビア Kelibia
城塞のすぐ近くは海。海沿いに洒落たレストランが建っていました。ここでも釣りをする人の姿が。
街中のカフェ。麦わら帽子のおじさん、赤いトルコ帽のおじさん、毛糸のおじさんと、かぶりものは様々。学校の教室にあるような椅子といい、とても良い味を出している店でした。
エルハワリア El Haouaria
ここはマーケットが良いです。ニンジンが豪快に並べられています。
それぞれの町でブラブラ歩いてカフェでお茶をし、その町に飽きたら、ルアージュに乗って、次の町へ移動。こういう自由気ままな旅ができるのも、交通の便のよい北部ならではですね。(南部は北部に比べて、ルアージュの数が少ないです)ツーリズムとは無縁な、海と空が綺麗で、のどかな町ばかりでした。
女ひとりでモロッコ、チュニジア、オマーンなどを旅した旅行記。モロッコではラバトのプー太郎青年と知り合い、彼の自宅や古い邸宅に暮らす友人宅を訪ねた歩いた体験、カスバ街道の美女とハマムで汗を流した話などが書かれています。
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