チュニジアのクスクス*みんなでつつく幸せの味
クスクスは世界最小のパスタ。チュニジア、モロッコ、アルジェリアなど北アフリカの国々で食べられています。味付けは各国で少しずつ違いますが、大皿に盛って、みんなで囲んで食べるのは共通しています。このスタイル、温かくてとても好きです。
チュニジアの家庭で教えていただいたレシピをご紹介します。
チュニジア家庭のキッチン
チュニジアのキッチンはL字型やコの字型が多いです。広くてうらやましい。
モロッコ同様、チュニジアでも圧力鍋(左奥)をよく使います。
クスクスの材料* 4〜6人分
・羊肉(骨付き肉) 500g *どんな肉でも可
・長ネギ 2本
・ヒヨコマメ カップ2
・タマゴ 4
・クスクス カップ2~3
・トマトペースト 大さじ2
・ターメリック 大さじ1
・植物油 適量
・塩 大さじ2
・チリパウダー 小さじ1
・シナモンパウダー 大 さじ1
・バター 大さじ1
クスクスの作り方
①クスクス・ソースを作る
圧力釜に水、ひよこ豆、肉(チキンやラム)を入れ、フタをします。
別の鍋でみじん切りにしたタマネギを炒め、茶色くなってきたら缶詰のトマトソースを入れます。
ターメリックやコショウ、赤とうがらし等の調味料を加えて味付け。そこに圧力鍋で料理した肉を入れます。このお宅では、ターメリックをかなりたっぷり入れていました。「赤とうがらし」はチュニジア料理のポイント。同じクスクスでも、チュニジアのクスクスはモロッコに比べてかなり辛いです。
ざっくり切ったニンジン、ジャガイモを加えます。
②クスクスを用意する
ソースを加熱している間に、クスクスを準備します。
たらいにクスクスを広げ、上からお湯をまんべんなくかけて、手でなじませ、しんなりさせます。そしてソースを煮込んでいる鍋の上にクスクスをのせ、ソースの熱によってクスクスを蒸します。クスクスの上には、ふたをしません。(たぶん湿っぽくなってしまうから?)
③蒸し上がったクスクスにソースをかける
ソースの出来上がりはこんな具合です。クスクス生地を大皿に移し、その上からソースをかけて、できあがりです。
ごちそうさまでした!
女ひとりでモロッコ、チュニジア、オマーンなどを旅した旅行記。モロッコではラバトのプー太郎青年と知り合い、彼の自宅や古い邸宅に暮らす友人宅を訪ねた歩いた体験、カスバ街道の美女とハマムで汗を流した話などが書かれています。
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