マハディア*チュニジア一青く美しい海
チュニジアでおすすめの町は?そう聞かれたら、迷わず「マハディア」(Mahdia)」と答えます。
地中海沿いにあるリゾート。他のリゾートにくらべて派手さはないものの、観光客はそれほど多くなく、とてものどかです。
マハディアの場所
マハディア は首都チュニスから南へ200kmほど行った場所にあります。チュニジアには地中海沿いにリゾート地が点在しています。有名なところでは、ハマメット、シティブサイト、ジェルバ島などです。
マハディア の魅力
①チュニジア一青く美しい海
元々イスラムの王朝ファーティマ朝の最初の都が置かれた町ですが、今は静かな港町です。
マハディア から見る地中海は「チュニジア一青く美しい」と有名だそう。
釣りをしている青年。傍にはフランスパンが。
②庶民的なメディナ
海の近くにメディナ(旧市街)があります。マハディア のメディナは生活の場。買い物かごをさげて歩く女性、三輪車に乗って遊ぶ子供達などの姿がみられます。
マハディアに来たら、ぜひメディナの中に宿をとり、2~3日のんびりと海を眺めたり、メディナの中を散歩したり、海沿いのカフェでお茶のんだりしたいものです。
③夕陽に染まる墓地
とにかくマハディは岬の風景が涙が出るくらい良い。岬の先端は墓地になっています。墓地といっても、くらい雰囲気はまったくなく。。。
夕暮れ時のくれなずんでいく海と空の光景は、素晴らしいの一言。
墓地に迷い込んできた子羊で遊んでいる子供たち。
④時間リッチな人びと
とにかくここでは、のんびりしているおじさん方をよく見かけます。
仕事はいいのか・・・?と心配になりますが、それはしょせん、日本人的発想?
極端な話、イスラム教徒の彼らは、1日5回のお祈りさえしていれば、日がな一日カフェでタバコをくゆらせようと、死後天国に行けると信じている。
どっしりと地に根を張ったかのような安心感。少しうらやましくもあります。
でも悲しいかな、日本人的習性を身につけてしまった私は、海沿いのカフェに来ても、ぼうっとすることができず、すぐに席を立って「観光」のためにそそくさと歩き出してしまうのです。
★「『女ひとり、イスラム旅』
女ひとりでモロッコ、チュニジア、オマーンなどを旅した旅行記。モロッコではラバトのプー太郎青年と知り合い、彼の自宅や古い邸宅に暮らす友人宅を訪ねた歩いた体験、カスバ街道の美女とハマムで汗を流した話などが書かれています。
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